maho nazo
まほらば小ネタ集:3巻、4巻
 今回はまほらばに登場する小ネタを集めてみました。皆さんから寄せられたゲームのネタのほかにも、細かいパロディなどをできるだけ詳しく掲載していきたいと思います。

<3巻>
・あらすじ天国
○キャラ紹介下の6つの言葉→ロボット大戦シリーズ[ゲーム]
 「集中」「努力」「根性」などの言葉は、ウィンキーソフトのシミュレーションゲーム『ロボット大戦』シリーズにおけるシステム『精神コマンド』を意識したものだと思われる。

・第12話「今この時を」
○しんせつ たまみやかた→真説・夢見館
 現世から隔離された世界『夢見館』で、世捨て人たちが蝶の姿として生きるという独特の雰囲気を持った物語。前作の夢見館はメガCD対応で発売されて、一部に熱狂的なファンを持つ秀作だったらしいが、続編であるセガサターン版はいまいちらしい。

・第13話「ハル」
○それ→でたとこプリンセス[アニメ・漫画]
 それが地面から生えていたり頭に花が生えていたりするのは、奥田ひとしのマンガ『でたとこプリンセス』のマンドラゴラ、ナンドラちゃんが元かもしれない。

・第14話「あの子」
 特になし

・第15話「……かも」
○せっかくだからオレは赤い扉を選ぶぜ→デスクリムゾン[ゲーム]
 エコールの伝説のサターンガンシューティングソフト「デスクリムゾン」の主人公、コンバット越前の迷ゼリフ。なにがせっかくなのか最後まで不明のまま、しかも扉は赤く見えないらしい。

○チンチコーレ→サウンドノベルシリーズ[ゲーム]
 「弟切草」「街」など、チュンソフト発売のゲーム「サウンドノベルシリーズ」で登場キャラの叫び声、挨拶として使われている言葉らしい。

・第16話「想い」
○鷲田大学→早稲田大学[名前]
 大隈重信らによって設立された私立大学。大隈重信の別邸が東京府豊島郡早稲田村にあったため、専門学校から大学への昇格を機に早稲田大学と命名された。

○心霊呪殺士 太夫丸→心霊呪殺師 太郎丸[ゲーム]
 タイムワーナーインタラクティブ(旧テンゲン)が発売した横スクロール和風アクション(SS)。おどろおどろした雰囲気が特徴。

○仁義! 泣きバトル→仁義なき戦い[映画]
 バトルロワイヤルの監督を務めた深作欣二氏の作品。実際に起こった抗争を元にやくざ社会を鋭くえぐったドキュメント作品。

○ファウストキッチン→ファーストキッチン[名前]
 僕はファーストキッチンに入ったことはおろか見たこともないので良く分からないが、HPを見る限りではマクドナルドとかそういった感じのお店らしい。2004年11月現在、ハバネロチリドッグなるものがあるらしいが、いつまで残っているだろう・・・。

○映画批評→ゲーム批評[名前]
 マイクロマガジン社が発行する隔月のゲーム雑誌。実際に手に取ったことはないのでどこまで批評しているのかは分かりません。

・第17話「部長」
○ガルノフ→カルノフ[ゲーム]
 データイーストのカルトアクションゲーム『カルノフ』の主人公、神の下僕カルノフが元と思われる。ちなみにこのゲーム、やったことがありますが2面か3面くらいまでしかクリアできなかった記憶が……。
 また、データイーストの格闘ゲーム、『ファイターズヒストリー』において、カルノフはキャラクタの一人として登場。ラスボスは暴れ牛でカルノフに対してアスモデを使った元になっていると思われる。ちなみにアスモデは一般的にはアスモデウスと呼ばれ、牡牛、人間、牡羊の三つ頭、蛇の尾、鵞鳥(ガチョウ)の足を持ち、口から火を吐くらしい。

○疾風怒号拳(プライマルレイジ)→プライマルレイジ[ゲーム]
 異色の恐竜型格闘ゲーム。アーケード版からサターン版として移植、発売された。キャラが全部恐竜らしい。

○昇竜斬(ライジングザン)→ライジングザン ザ・サムライガンマン[ゲーム]
 西部大フロンティア時代を舞台に、黄金を求めて日本から渡米してきた武装集団「邪火龍」と、それに対抗すべく日本から逆輸入した侍ガンマン「斬」(旧名、ジョニー)の戦いを描いたバカゲー(PS)。ケースの背面には「すべての男子待望の漢イベント。すべてのボタンを叩きまくって危機をセクシィに乗り越えろ!」とか書いてあるらしい。

○未来水晶(アスタル)→輝水晶伝説アスタル[ゲーム]
 横型ジャンプアクションゲーム。詳細まではあまり分からなかったが、セガからセガサターン用ソフトとして発売されている。




<4巻>
・第18話「みんなの一日」
○ダイエットコック→ダイエットコーク[名前]
 コカコーラ社から発売されているカロリーを抑えたコーラ。しかし、ダイエットコックって何味なんだろう……。

○多い!お茶→お〜いお茶[名前]
 伊藤園から発売されているお茶。無香料・無調味を発売以来続けているとのこと。

○ショーシャンクの空に→ショーシャンクの空に[映画]
 スティーヴン・キングの『刑務所のリタ・ヘイワース』を映画化。フランク・ダラボン監督、ティム・ロビンス主演。

○ーンマイル→グリーンマイル[映画]
 フランク・ダラボン監督、トム・ハンクス主演。こちらもスティーヴン・キングが原作。刑務所の死刑囚舎房“グリーンマイル”の看守・ポールと、その下にやってきた殺人犯・ジョンとの話。

○けのオレンジ→時計仕掛けのオレンジ[映画]
 暴行が横行し無秩序となった近未来を舞台に、暴力的な少年を“無害”にする生態実験の様をシニカルに描いた傑作SF。スタンリー・キューブリック監督作品。

○ブレードガンナー→ブレードランナー[映画]
 フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作に、近未来を舞台にしたSFサスペンス映画。

○スクリーミング4→最終絶叫計画[映画]
 『スクリーム』シリーズは3までで完結。『最終絶叫計画』という『スクリーム』シリーズを下地にしたパロディが四番目に当たるのかもしれない。

○レモン→レオン[映画]
 ジャン・レノ主演、リュック・ベッソン監督の映画。受けた仕事は完ぺきにこなすニューヨークの殺し屋レオン。その無口な男へ、悪徳警官に家族を殺された12歳の少女マチルダが助けを求めてきた。復讐を誓う少女と、彼女を守る殺し屋の話。

○聖岩伝説→聖石伝説[映画]
 聖剣伝説かなぁとも思いましたが、全部映画だと思うので特定不能です。情報求む。「エクスカリバー 聖剣伝説」という映画が1998年に公開されてはいますが。と思ったらありました、「聖石伝説」。2000年に台湾で公開された、人形を使った芝居映画らしいです。

○パルプノンフィクション→パルコフィクション[映画]
 パルコをテーマに撮り上げた5編のオムニバス・コメディ。矢口史靖と鈴木卓爾がそれぞれ監督を務める。ちなみにパルコノンフィクションはDVDについている特典映像。

○大脱皮→大脱走[映画]
 第二次世界大戦中のドイツで、連合軍捕虜が収容所からさまざまな手を使って脱出を図る様を描いた作品。1963年に日本でも公開される。アクションゲームとしてPS2でゲーム化された。

○Xカリパー→エクスカリパー[ゲーム]
 スクウェアの人気RPGシリーズにおける『FFX』で、敵役のギルガメッシュが用いたエクスカリバーの偽物が『エクスカリパー』。

○おお…ライジング→熱血高校ドッジボール部[ゲーム]
 テクモの『くにおくん』シリーズ第二作、『熱血高校ドッジボール部』に登場するライジングボールが元ネタと思われ。

○しょうたいふめいのそんざい(1)にそうぐうした→ウィザードリィ[ゲーム]
 世界最初のコンピュータRPG『ウィザードリィ』シリーズの日本語版戦闘テキストがこんな感じらしいです。
 モンスターの名前に、不確定名称が用意されており、『しょうたいふめいのそんざい』といえば、マーフィーズゴーストやウィルオーウィスプ、スピリットなどと決まっているようです。

○滅→ストリートファイターシリーズ[ゲーム]
 『ストリートファイター』シリーズ、豪鬼の必殺技、『瞬獄殺』のエフェクト。

・第19話「いろいろ」
○グレートネコロンダー見参!!→マジンガーZシリーズ[アニメ・漫画]
 永井豪の搭乗型スーパーロボットの元祖、『マジンガーZ』を意識していると思われる。『グレート』とつくからにはグレートマジンガーなのだろう。

○ネコロンダ―ジェット!!→マジンガーZシリーズ[アニメ・漫画]
 ネコロンダージェットの元ネタであるジェエットスクランダーはマジンガーZのオプションパーツ。マジンガーZ専用の空飛ぶ翼。

○邪教の館→女神転生シリーズ[ゲーム]
 アトラスの人気RPG『女神転生』シリーズにおいて、悪魔合体を行う場所。

○エロイームエッサイーム→悪魔くん[アニメ・漫画]
 水木しげる原作、アニメ版『悪魔くん』のOP歌詞。
『エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、さあバランガバランガ呪文を唱えよう♪』

○セカパンダイ→セガバンダイ[名前]
 ゲーム機メーカーの株式会社セガ・エンタープライゼスと玩具メーカーのバンダイ株式会社が合併しようとしていたとき、社名にあがっていたのが「セガバンダイ」。でも結局立ち消えになった。

○水戸コーンドリア→ミトコンドリア[名前]
 二重の生体膜からなる細胞内小器官。ミトコンドリアを扱った小説に「パラサイト・イヴ」があげられる。

・第20話「広い世界の中で」
○敢えて!敢えて言おう!! 夏の本体は海水浴であると!!→機動戦士ガンダム[アニメ・漫画]
 機動戦士ガンダム第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」におけるギレン・ザビの演説、「あえて言おう、カスであると」が元ネタ。

○海よ!!私は帰ってきた―ッ!!→機動戦士ガンダム0083[アニメ・漫画]
 こっちは機動戦士ガンダム0083のガトーのセリフ、「ソロモンよ、私は帰ってきた!」から。

○水着の胸元のドクロ→ロックマンDASHのボーン一家[ゲーム]
 他にも同4巻の珠実の挿絵の魔法使い、その帽子の先に付いているのも同じもの。

○水陸両用→ガンダムシリーズ[アニメ・漫画]
 ガンダムのシリーズに登場したMSM−03シリーズ等、水陸両用のモビルスーツは、ジオンの地球侵攻作戦遂行の要となった。

○SEA GAY 屋→シーガイア[名前]
 宮崎市の大型リゾート施設がシーガイアである。一度破綻しているんですが、再生できたんでしょうか?

・第21話「こわい?はなし」
○達人、抜群→東亜プラン[ゲーム]
 『BATSUGUN』『TATSUJIN』は東亜プランのシューティングゲーム。エンサイクロペディア「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」を持っていたらそれなりに詳しく書いてあったように思うんですが残念ながら売ってしまいました。

○キングオブチキンハート→機動舞武闘伝Gガンダム[アニメ・漫画]
 機動舞武闘伝Gガンダムにおけるシャッフル同盟メンバーの称号のひとつ、キングオブハートが元ネタ。東方不敗からドモン・カッシュに引き継がれた。

・第22話「青華祭にて」
○ぶよまん→ぷよぷよ[ゲーム]
 『ぷよぷよ』で有名な(というかそれしかない)コンパイルの売った饅頭の名前が『ぷよまん』。

○金肉まん→キン肉マン[アニメ・漫画]
 ゆでたまご原作の『キン肉マン』の文字り。

○どんとコイ→トリック[TV]
 自称売れっ子天才奇術師の山田奈緒子(仲間由紀恵)と、天才物理学者・上田次郎(阿部寛)の凹凸コンビが超常現象を解き明かす人気TVドラマシリーズ。その上田次郎の著書に「どんと来い! 超常現象」があり、ドラマ中でも「どんとこーい」と言ったりする。2002年1月11日からドラマ第2期がスタート。2002年11月9日から劇場版スタート。この話が掲載されたのが2002年11月号(9月発売)なので、微妙に時期がずれているかもしれないが……。

○大冒険→大冒険[ゲーム]
 「大冒険 セントエルモスの奇跡」は1995年にセガサターンから発売された。凄まじいグラフィックのオープニングが流れ、1番最初に出る登場人物のセリフが「これはひどい」、その他、素敵なセリフが脳天直撃・・・とのこと。あのデスクリムゾンが登場する以前のサターンクソゲーNo1をひた走っていたらしい。

○大鳥居まりあ→バトルマニア[ゲーム]
 マニアでオタクな主人公大鳥居マニアとオプションの羽田マリアを操っていくシューティングゲーム(MG、1992)。大鳥居まりあという名前はこの二人のキャラを合わせたものだと思われる。続編に「バトルマニア大吟醸」などもあるらしい。

○大山倍→大山倍逹[人物]
 極真空手総帥である大山倍逹のことだと思われる。熊を倒すなどの偉業を成し遂げている。

○越前康子→デスクリムゾン[ゲーム]
 エコールの伝説のサターンガンシューティングソフト、『デスクリムゾン』の主人公、コンバット越前の本名が越前康介である。

・第22.5話「4コマだよ! だいたい全員集合」
○4コマだよ! だいたい全員集合→8時だヨ!全員集合[TV]
 伝説に残る視聴率をたたき出したドリフターズの番組。土曜の8時から放送。1984年6月16日には、番組最大のハプニング、停電が発生し、スポットライトを使っての放送となった。

・あとがき地獄通
○あとがき地獄通→ぷよぷよシリーズ[ゲーム]
 コンパイルのぷよぷよシリーズの第2作目が「ぷよぷよ通」であった。

○午後は○○→おもいっきりテレビ[TV]
 みのもんたが司会を務める正午の番組が「午後は○○ おもいっきりテレビ」。桃さんの口調もみのもんたを意識していると思われる。ちょっと聞いてよ生電波も、同番組内のちょっと聞いてよ生電話のもじり。



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